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「中学生の部活と青春の記憶|悩みと成長が交差したあの頃(後編)」

ヒストリー
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前編では、ただ夢中に日々をやり過ごしていた「部活の毎日」を振り返りました。
後編では、少しずつ変わっていった心の揺れ、そして“成長の瞬間”を描きます。

大人になった今でも、あの頃の決断や迷いが、確かに自分の芯になっていると感じるのです。

中学生後半 〜苦手を抱えながら“やり過ごした”日々〜

結論から言うと、中学生時代も私は「日々をやり過ごしていた
そんな子どももいるということを、どうか否定しないでほしい。
ただ、そっと見守ってほしいと思います。

前編では、吹奏楽部で“鬼顧問”のもとなんとか目立たず過ごした私の姿を書きました。
後半では、それ以外の勉強や友人関係、そして自分の中で小さく芽生えた“好きなこと”について。

ぺんくん
ぺんくん

前向きになったのか?

クラゲ
クラゲ

なんかトゲがある言い方やな

得意だったはずの算数が、数学で苦手に変わった瞬間

小学生の頃は、公文式で鍛えられたおかげで計算が得意。
クラスでは「丸つけ係」に選ばれ、少しだけ誇らしかった。
でも中学生になると、「証明」「関数」など抽象的な問題が登場し、まったく理解が追いつかない。
“できていたはずのこと”が急にできなくなる。
そのショックは、自己肯定感をゆっくりと削っていきました。

英語も苦手で、英検3級も受からないまま中学生活を終えました。
理数系も英語も、まったくダメ。
でも、そんな中にも小さな光がありました。

ぺんくん
ぺんくん

俺、理数系

クラゲ
クラゲ

ケンカうってる?

朝の「読書タイム」が、私の唯一の居場所だった

毎朝数分だけの“朝読書”の時間。
それが私にとっての癒やしでした。
当時流行っていたコバルト文庫の小説を夢中で読み、物語の世界に没頭する時間が何よりも幸せ。

大人になった今でも、その習慣は続いています。
子どもが小さかった頃は、よく図書館や本屋へ。
今でも子どもと会うときは自然と本屋に立ち寄り、会話が弾みます。
あの頃の「静かな楽しみ」が、今の私の“土台”になっているのかもしれません。

クラゲ
クラゲ

読書は宝ですね

初めて「気が合う友達」ができたけれど…

友達は少なかったけれど、ひとりだけ特別な存在がいました。
美術部に所属していて、漫画がとても上手な女の子。
彼女と交換日記をしたり、イラストを描いて交換したり。
初めて「心を許せる友達」ができた気がしました。

けれど、高校編ではこの関係にも少し波風が立つことになります。
その話は、また次回に。

ぺんくん
ぺんくん

友達いたの?

クラゲ
クラゲ

今日ご飯ぬきにしたる

団体行動がとにかく苦手だった

小学校時代から苦手だったのが、遠足・修学旅行・文化祭。
グループを決める」「バスの座席を決める」――そんな小さなことがとてもつらかった。
ハブられるわけではないけれど、どこかいつも“ギリギリ”の位置にいるような不安。

行事が近づくたびに、胸の奥がきゅっと痛くなる。
団体が苦手な子ども」も確かに存在します。
でも、その気持ちはなかなか理解されない。
だからこそ、今の私は「得意・不得意を無理に矯正しないであげたい」と強く思います。

やり過ごしながらも、好きな世界を見つけた

運動会も文化祭も苦痛でしかなかった私。
それでも、読書と漫画の世界だけは別でした。
現実の居場所がなくても、物語の中では自由でいられた。
漫画家になりたいと本気で思った時期もありました。

結局その夢は叶わなかったけれど、
今もデザインや文章を書くことが好きで、
好きの根っこ」はあの頃にあったのだと思います。

ぺんくん
ぺんくん

俺と真逆趣味

クラゲ
クラゲ

一生涯交わることわない趣味

中学生の“やり過ごす力”が、大人の私をつくった

中学生時代を振り返ると、キラキラした思い出はほとんどありません。
でも「やり過ごす力」は、あの頃に育ったのかもしれません。
苦手を抱えながらも、それでも前に進もうとしていた自分を、
今は少し誇りに思えます。

そしてあの頃の私のように、「うまくなじめない」子どもがいたとしても――
どうか焦らず、見守ってあげてほしい。
それが、かつて“やり過ごす子ども”だった私の本音です。

まとめ|あの頃が教えてくれたこと

自分の居場所を探して迷い続けた中学時代。
そして次に訪れた高校生活では、新しい出会いと、少し苦い別れが待っていました。
本当の自分って、いったいどんな人なんだろう
そんな問いに、少しずつ答えを見つけていく——
次回、「高校生編」に続きます。

もし同じように悩んでいる人がいたら、このブログが少しでも「わかるよ」と寄り添う存在になれたら嬉しいです。

ぺんくん
ぺんくん

・・・どうしよう、全くわからん・・・

クラゲ
クラゲ

大丈夫。想定内だから・・・

心を軽くしてくれた本との出会いもご紹介します。

精神科医・藤野智哉先生です。


「自分に生まれてよかった」と思えるようになる本 心が軽くなる26のルール [ 藤野 智哉 ]

精神科医が教える 子どもの折れない心の育て方 [ 藤野 智哉 ]

人間関係に「線を引く」レッスン 人生がラクになる「バウンダリー」の考え方 [ 藤野智哉 ]

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